メンター制度

入庫も年齢も2年違いますが、始めのうちから、お互い友達のような感覚で、接していましたね。今は、下の名前で呼び合っています、凪ちゃんって。

はい、私は美桜さんって呼ばせていただいています。私も、美桜さんを年上の先輩として敬意を払いながらも、友達感覚でいさせてもらっています。学生時代の2年上の先輩とは、気軽に話せなかった覚えがありますが、始めから友達のようなスタンスでいられたのは、この制度ならでは、と思います。仕事の話を相談し始めたのは、私が、渉外係に異動してからでしたね。それまでは、仕事の相談よりも恋バナに花を咲かせていました(笑)

そうそう（笑）初回は、「お互いの共通点がないね、じゃあ探そう」ということで盛り上がりましたね。共通点がないないと言いながら探すのが楽しくて、それがアイスブレイクになって距離を縮めたと思います。結果、2人ともラケット競技を経験していたとか、通勤時の乗り換えが同じ駅だったとか、共通点が少ない中でもお互いのことがわかるきっかけになりました。

同じ支店ではないからこそ、話せることも多かった気がします。

そうですね。凪ちゃんにはいつも、本当に力をもらっていました。私がメンティだったころはいつも不安で、どちらかと言えばマイナスな相談をしていたと思うのですが、凪ちゃんからはいつもプラスの相談なんです。これができるようになるには、どうしたらいいか？とか、いつもベクトルが前向き。私にとっては、それがとても驚くほど新鮮で、刺激を受けていました。

美桜さんは、仕事で私がわからないことを丁寧に教えてくれました。特に苦手な項目があって、勉強会も開催したんです。

そうですね、土曜日に2時間ほど。色々な項目があるのですが、私が教えてあげられる項目だったので、役に立つならと思い勉強会をしました。

勉強会で教えてもらったことを実践したおかげで、新しい契約もとれたんです。応援してくれて嬉しかったです。

よかったです。教えがいがありました。凪ちゃんは、親友のような、いや戦友のような存在で、私自身も支えてもらった部分があります。また、私たちは仕事を頑張る姿勢が似ています。渉外係が好きですし。精神的な部分の鏡みたいな感じですね。お互い高め合っていけるようになりました。

美桜さんがしてくれたように、私も渉外係になってお客さまと接するときはまずは自己開示して、話やすい環境を作ります。これは、メンター制度で覚えたコミュニケーションだと思いますね。収穫でした。

はい、私も同じです。この関係性で得たものを実際に仕事で活かせていますし、メンター制度は終わっても、私たちはずっと同じ関係性でいたいと思います。今後どちらかが異動して同じ支店になったらと思うとそれも楽しみですね。